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不動産に掘り出し物はあるか?

2018年10月11日

 

よく、ユーザー様から掘り出し物があったら、教えてくださいという

要望をお受けいたします。

掘り出し物って、あるのはあります。

ありますが、競争相手も沢山いて、それをゲットするには、大変な努力が必要です。

私達、業者が販売用に仕入れをするのによく似ています。

掘り出し物を待っていたのでは、いつまでたっても、仕入れできないことになってしまいます。

それでは、事業になりません。

ある程度、事業ベースになるように仕入れをコンスタントにしようと考えたとき、

他の業者が採算ベースに乗らない物件(価格が高い、顔がよくない、等マーケットが

安定していない等)でリスクをとるのですが、ヘッジを利かせられないなど、難しい

物件にチャレンジするしかないのです。

 

 

美人の概念によく似ています。

「たで喰う虫も好き好き!」とか。

お好みも様々、ですが、美人って、だれが見ても80点以上をつけますよね。

その美人をゲットするには並大抵の努力では競争に打ち勝てないという話です。

むしろ、マニアックな自分だけの価値観を持って(作る)いれば、競争もなく

密かに仕入れすることができます。(既存の価値観からずれているので、

金融機関などの理解を得るのに苦労が伴うことになりますが)

 

既存の価値観にとらわれないで、自身の眼を信じるということでしょうか。

特に、売却物件は手入れが行き届いていない物件が多いのが実情です。

いってみれば、素行の悪い息子みたいなものです。

再度、教育をし直しをして、素養と教養を身に着けた時にどの程度の

息子に生まれ変わるか。ということでしょうか。

 

幸いなことに、このご時世は目に見えているものに価値観を認めるけれども、

生まれ変わるかどうか解らないものに価値は認めないという時代です。

そういう意味では掘り出し物はあると私は考えています。

 

 

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